ゴールデンウィーク終盤、今日は京都も良いお天気です。
アイズバイシクルの5月のお休みは定休日の13日のほか、16日と17日はランデヴーアレックスサンジェのイベント参加で臨時休業となります。6月にジャパンバイクテクニークもあり大忙しで同時進行でいくつも仕事を進めていますが、外注しているメッキの工程がここのところ停滞気味でメッキの工程があるフレームは遅れてしまっています。楽しみにされている方には良い季節にお渡しできなくて大変申し訳ありません。できるだけ早くお渡しできるよう頑張っています。
今年のJBTはグランボアは2台エントリーの予定です。
親方は前回に引き続きアシストユニット搭載車で。そしてもう一台は若きビルダー拓未君が自ら考え、設計し、製作するグランボアです。今まさに美山の工房でフレーム製作の真っ最中。JBTならではのハードコースを彼なりに楽しむための一台となる予定です。是非注目していてください。
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さてさて、グランボアのオーナー様でこの春を利用して何人かのお客様がロングツーリングに出かけています。
旅の様子をそれぞれインスタグラムで発信していますのでぜひのぞいてみてください。きっと皆さんも旅に出かけたくなりますよ~。
まずは@kurashi_ucchiiさん。
絶妙なタイミングで中古のER650をご購入いただいた方ですが、鹿児島から青森は大間まで2か月かけてキャンプツーリングの真っ最中です。先日、メンテナンスかねてお立ち寄りいただきました。初めてのロングツーリングを概ねキャンプで繋げ、かわいらしいエピソードとともに綴っています。
そして、@wakawaka.studiosさん。
この方は3月の末から鹿児島をスタートして北海道の宗谷岬を目指している真っ最中。
アメリカの方ですが、カメラマンとして世界中を旅して撮影をされてきた方です。今回はグランボアのランドナーで旅しながら毎日一枚だけ写真をアップされています。自転車の写真はほとんどありませんが、海外の方の目線で切り取られた一瞬がなんともいい雰囲気です。一日に走られる距離は無理のない50キロ前後とし、すべて宿泊、一日の予定を早めに走り終えて、長年読破したいと思っていたジェームズ・ジョイス『ユリシーズ』を宿で読む、という事も旅の楽しみの一つにしています。一日を切り取った一枚の写真と彼がその日に読んだ章の気に入った一文がアップされるインスタグラム。ジワジワと心にしみる旅を伝えています。
乗られている自転車は今年のカタログに掲載中のパープルピンクのフルオーダーモデル。フクシアという花の色にちなんだそうで、彼の記事の中では自転車のことをFuchsiaと記されています。
また、自転車旅の目的の一つにCerebral Palsy Foundation (脳性麻痺財団)に対するチャリティーをされています。
よろしければそちらもご覧ください。
他にもブルべ3000キロに挑戦中の方や、単発の日帰りツーリングの方、いろいろいっぱい皆さん自転車を楽しんでられるご様子。
嬉しいやら、羨ましいやら。
この週末は東京と岐阜のフリマを続けて参加してきましたが、幸いにして両日とも晴天に恵まれました。おかげでご来場いただいたお客様には久しぶりの方もちらほらいて、ずっと話は絶えず嬉しい楽しい週末となりました。お買い上げいただいた方やお声をかけてくださった方、主催に尽力してくださった皆様、いつも本当にありがとうございます。
次は来週末の東京のサイクルモードです。
ホンダさんのブースでスマチャリ搭載車の説明に親方・専務で出向きますのでそちらも是非ご来場ください。会期中に専用の予約ページからご予約いただけますとホンダさんから何か記念品が出るそうですよ。数に限りはあるようですが、いい記念になりますね。
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さて、先日のタンデム学会の報告は親方から少しありましたが、会員様から素晴らしい学会報告が届きまししたのでシェアさせていただきますね。50キロほどの走行ルートをほぼずっとキャプテンの方とストーカーの方が360度カメラで撮影して17分ほどのビデオに編集してくださいました。
タンデムの楽しさはもちろん、皆でゆっくりサイクリングする楽しさも伝わる素晴らしい出来なので是非ご覧ください。
Nさん、ありがとうございました~。
ついでにその日の鳥の写真を一枚。
昼間は川辺などで単独でいるのを見かけることが多い鳥ですが、夕暮にはこうやって一つの木に集まり、夜はアオサギもシロサギも一緒に過ごしているようです。近隣の方にとっては鳴き声やフンなどの問題で大変でしょうが、写真で見ると奥の桜が陽炎のようにも見えてなんだか高貴な襖絵みたい。
違いがあるのかないのかわからないことで戦争まで始めてしまう人間との違いまで考えさせられてしまいました。ま、それは考えすぎですけど、お気に入りの一枚です。
昨日はタンデム学会でした。8台のタンデムとソロ参加の3台のランドナーで桜満開の篠山を楽しんできました。
今回は天気にも桜にも恵まれて春らしい1日をタンデムで楽しむことが出来ました。参加いただきました皆様ありがとうござました。
ペガサスのタンデムで参加いただきましたNさまがYoutubeに素敵な走行動画をアップしていただきました。長い桜並木を楽しみながら走るタンデムが素晴らしく、とても良くタンデム学会の雰囲気が伝わってきます。ご覧になられた皆様、次のタンデム学会には是非ご参加ください。
さて変って今週末ですが土曜11日は東京・調布の京王閣競輪場、翌12日の日曜日は岐阜羽島のBLOCK47でフリマに出店いたします。いずれも天気はよさそうです。ちょっと溜まりましたビンテージパーツを格安価格でお届けできます。どうぞ皆様のご来場をお待ちしております。
12日の日曜日はこのために臨時休業させていただきます。11日の土曜は営業いたします。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。
陽が少しずつ長くなる春です。そんな季節ですがさらに季節が進んで夏になれば涼をもとめてナイトランも楽しむ方もいらっしゃると思います。そんな方にようやくグランボアから新作の報告です。
2年ほど前に発売しましたグランボア・メティオがバージョンアップしましてかなり明るく照らすようになりました。これはランプの中身を超小型テールランプでおなじみのLindenさんの協力を得て高輝度LEDユニットを入れられるようになったおかげです。この中身はLindenさんがビンテージランプのソービッツ・ピン球用に開発したユニットなのです。これをグランボアが製作したメティオ用の小型砲弾型ボディに収めてあります。そのためVer.1.0でお世話になったキムラ製作所さんに協力をいただいてLindenユニットのための構造枠と前面カバー部を作っていただきました。
正面から中をのぞくとボヤッと曇りガラスみたいなものがあって中身を確認することはできませんが、このボヤッとしているのがこのユニットのミソであるレンズなのです。直進性の高いLEDの光を集めて必要なところを照らしてくれるようにしてくれるレンズこそがLEDランプのキモになります。
今回はさらに光センサーのスイッチを内蔵させて自動にオンオフが出来るようにしてあります。上の写真の取り付けステー後部の小穴がそのための窓です。これがないとハブダイナモやモバイルバッテリーでの使用の場合は点けっ放しということになってしまいます。でもこのセンサーの感度の加減が難しく、最初の試作では林道走行中に木陰に入っただけで点灯してしまってもう少し暗くなってから点灯する様に調整してもらい、さらにテストを重ねてほどほどに点くところになっています。
さて早速に実走テストとしまして今年開催されるジャパンバイクテクニークのコースの下見ランを兼ねて信州へ走りに行ってきました。このコース75kmほどの獲得標高2000m越えのコースですので京都から車で出かけて行って走り始めるのはお昼からとなり、この季節では日が暮れるだろうと予測していました。案の定コースの林道ではアイスバーンに足を取られながらの走行で大幅に時間を取られまして、最後の猿ヶ馬場峠にとりついたころには日も暮始めました。しかも国道にもかかわらず街路灯もほとんどなくまた車通りも少なく、メティオの力量をテストするにはうってつけの状況となりました。
峠の上りは皆でゆっくりと登っていましたのでそれぞれの灯りと比較しながらの走行となり、Ver.2.0が最新バッテリーランプと遜色ない明るさであることを確認できました。峠でトイレによってから下りです。私は同時にテストしていたSmaChariの設定変更でまごまごしているうちに皆に後れを取ってしまい、真っ暗な車の来ない2車線の国道をほぼ一人で下ることになりました。ここでVer.2.0の本領発揮です。ちょっと力を入れてランプの向きをわずかに上向きにしたところ、かなり広い範囲の前方を明るく照らしてくれます。いいまでのナイトランでは考えられない速度で下ることが出来ました。
ようやくにグランボアとしてお勧めできるレベルに到達したと思います。まだまだ生産体制など課題があり現在の在庫は数多くありませんが、すこしずつ整えて供給できるようにしてゆきたいと思います。
こんにちは、伊藤です。
先だって専務が2026年JBTの走行会について触れていますが、本コースの試走レポートをする前に、まずJapan Bike Technique(JBT)について触れておきたいと思います。
はじまりは2019年グランボア親方の土屋により立案された大会で、この背景にはフランスで開催されているConcours de Machinesにグランボアがエントリーしたことが大きく影響されています。Concours de Machinesは一般的な自転車レースとは異なり、自転車製作における技術・アイディアを競うことを主旨としています。はじまりは20世紀初頭、途中に中断はあるものの100年以上の歴史をもつコンクールです。
ジュラルミンと呼ばれるアルミニウム合金の開発により自転車は大いに発展を遂げ、なかでも1946年大会で最軽量車として優勝を飾ったアレックス・サンジェの自転車はタイヤとインナーチューブを除いて驚異の6.875キロという重さ。(当時タイヤは闇市場以外では入手困難であったため、公平性を保つためにタイヤの重さは含まれなかった。)現代においてもスチールフレームの自転車でこの重量の自転車を製作することは極めて困難といえます。
Japan Bike Technique(JBT)は自転車製作に携わる者に切嵯琢磨する場を提供し、自転車に関わる技術の発展を促進させることを目的としているのです。
理想の旅自転車を作る
大会主旨はいたってシンプルですが、趣向を凝らした自転車作りが求められます。
それでは試走レポートに入りたいと思います。
昼過ぎからのスタートということもあり、途中ショートカットした部分や冬季閉鎖の影響で本コースを迂回するなど完全に試走しきれたわけではないのですが、とても走り応えがあり、そして本番に向けて考えさせられたコースでした。
まず率直にめちゃめちゃしんどかったです(笑)。 標高グラフを見ればわかりますが、上っては下り上っては…を繰り返します。冬はもともと苦手で、家族が増えたことも相まって走る時間を全然確保できない運動不足の身体にはかなり堪えました…。
本コースはスタートして県道498号を荒砥城跡を横目に上っていくのですが、ここが冬季閉鎖で4月の中旬頃まで冬季閉鎖。県道55号で本コースの南から迂回するかたちで本コースと合流します。四十八曲峠の坂上トンネルを抜けだいたい500mアップ。道中凄まじい勢いで上っていく専務。すぐにも姿が見えなくなる一方、親方はマイペースに上っています。「あれ?おなじスマチャリだよな?」と皆で首をかしげていたのは内緒です。ペダルの回し方にもアシスト力に違いがあるようで?まだまだ試走が必要のようです。
山音製輪所のお客様である風虎(ふうと)くん。ツーリングする際は決まってジーパンを履くのだそう。
筑北村まで下ってきたところで専務はショートコースで宿まで。この時点でコースの約5分の一程。まだまだ道のりは長いです。
この先は修那羅峠を目指し、そして青木峠へそこから林道四阿屋山線に入ります。それほど荒れておらず走りやすい林道でした。ただ時期が悪く、山影のところはアイスバーン状態で、すってんコロリン予想以上に体力を奪われました。
バッテリー交換の風景。 山音製輪所の尾坂さん。JBT2022の出走車で軽々上られていました…
学生のときにも訪れた青木峠の明通トンネル。あの時はサイドバッグ装備で普通に上っていたよな…と歳月の流れを感じました。
青柳宿の外れ、大切通しまでたどり着いたところで18時前。残すは猿ヶ馬場峠を越えて20km程。最後の力を振り絞ります。体力を最後まで温存…最後まで温存…と呪文のように頭の中で言い聞かせ、ちんたら後方を走ります。皆様ご迷惑をおかけしました。
日が暮れてからはとにかく寒さとの闘いでした。夜道でコース確認はできないのでショートカットしつつ、とにかく必死にゴールを目指します。
宿に到着したのが20:00前。本当にお疲れさまでした。
Japan Bike Technique2026のエントリーは今月末までですが、開催日まであっという間に過ぎてしまいます。私自身も自分で自転車を誂え、自らライダーとしてコースを走り、大会に挑む所存です。よろしくお願いいたします。
伊藤/サイクルグランボア






































